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くだらないたわごとの数々(またはすばらしい作品の数々)
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現代の時間を
顕微鏡で見てみようとしたが、
とてもだめだった。
ミジンコがうつってるだけだった。


おれは白い服を着て
学生に無視されるのが仕事だ


黒板からまいあがる、チョークの粉で
顔をまっ白にするのが仕事だ


機会があったら食事にネコイラズを入れたい教授どもの
飲み会に付き合ってぜつぼうするのが仕事だ


ミジンコや顕微鏡や、ほこりだらけの本棚や、
生徒が少なくなった校内や、どこかの世界から、
「現代の時間」をひっぱりだす、
いや、だそうとする、
のが仕事だ。


それはタンスからTシャツとりだすように簡単じゃない。
Tシャツなんてとっくの昔に失った。


大学を爆破したい 胸がときめく
大学を爆破したい 時間が見えるような気がする
大学を爆破したい 火を見たい
大学を爆破したい 大学を爆破したい
大学を爆破したい 爆発音から生まれうぶ声をあげる燃えかす
大学を爆破したい 退屈に穴をあけて
  大学を爆破したい 大学を爆破したい
大学を爆破したい 大学を爆破したい


ゴミ捨て場にいった
にしんが腐っていた
袋をなげこんだ
プラスチックと紙を分別していない
時間がよどんでいる


詩人になればよかったのだろうか
時間をさがすために
音楽家になればよかったのだろうか
時間をつかまえるために
残業代が出ない店長になればよかったのだろうか
時間を感じるために


温度の無い風呂に入っているようだ。
生きるも、死ぬもない。


ただ、学生に無視されている。
ただ、週末のヘタクソなカラオケに付き合っている。
ただ、給料をもらっている。
ただ、ゴミ箱の前で絶句している
ただ、デパートの入り口でUターンする
ただ、夏が喪失する
ただ、のろのろとガムをかみつづける
ただ、読んでいた本のあらすじが分からない
ただ、大気圏の自分を思う
ただ

ただ、時間をさがしている。 時間から隔絶された部屋で
END
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はっきり言ってくれ!
俺は、くだらないのか?
青いクジラよ
はっきり言ってくれ
でも言わないでくれ


本当のことを言っていいから
嘘だけを言ってくれ


現実逃避しないでくれ
俺よ


はkkkkkkっき^^^りいえ!
はっきりいえ!
はっきりいえバカ!
ばかはっきりいえ!
声を出せ


現実逃避して
しないでね。
青い波がチャプチャプしてる
現実逃避
しないでね

皿の中で

コーンフレークがゆらゆら動いてる

机の上でのびているネコをぶったたいて

きつけ薬をのませて

クリスマスを自覚させた



歯ブラシ 天井の上に忘れて来た歯ブラシ

ドンジャラ ドンジャラ ホイ

ピーヒョロドンドン

今日はクリスマスだ!!!!!!!!!!!!!
!!!
そう、よかったわね。



テレビをつけたら10チャンでアナウンサーが

「クリスマスには」って言ってた

チャンネルを変えたらNHKで変質者が

「死ね」って言った



「クリスマス」「死ね」
「クリスマス」「神聖な犯されざるもの」「死ね」
「弁当」「お母さんのにおい」「クリスマス気分で」
「白い」「ごみ野郎」「うれしく」「たのしい」
「ずぶねり。めずらしい決まり手が出ました」
いつのまにかNHKは大相撲を放送していた。

大相撲は奇数の月のはずだった。
今月は偶数月?
今月は偶数月?
もしもし? もしもし? あ、ママ?
ねえ、今日って偶数月?



「はい。そうです、きょうは、11月35日です。」
ママー
行列はすてきだ。
生きる気持ちをなくさせる。
死に絶えた新宿通りの中で
別の街道が出来た。

建物の中に建物が出来て
行列は、複雑なあみだくじになって
どこへならべばいいか分からなくなって
「なんでん・かんでん」の社長は自殺した。

無機質な白黒の中で、灰色が自己主張して
あみだくじの一部は、たえられなくなって
黄色いテントを張って、自分を保とうとしたが、
テントはすぐに灰色になった。

道路公団よ、今すぐ海を作ってくれ。
行列を沈めてくれ。
せめて灰色の中で死にたくない。
行列にならんだまま、薄笑いを浮かべたまま、
本当は死にそうになっているまま、
わたしは拉麺に出会えない。
まるで自分の頭が二つあるようだった。
三つ葉のクローバーのようにみっともなく二つの頭がとび出した。

歩く場所はアンバランスで、石だたみは曲線まじりで
フェンスには釘がささっていて、高速ガード下の酸素が黒くなった。
僕の二つの住みかの、一つは常におびやかされ、
テレビを会社から奪われ、
配線工事は自分でやり、スパゲッティーのように狂い、
スパゲッティーが気味悪くて食えなくなった。

みっともない頭で気味の悪いスパゲッティーを食べていると、
首が二つに割れて、中から肉がとび出した。
スパゲッティーは固くこんがらがって、きみの悪い団子になり
となりの草原を、思う存分 オレンジ色にころげ回った

ふと気がついた。自分はどこにいるのだろうと。
ただ草原に、頭を二つに割れて立っていると、僕にも
、それだけで十分だという声が聞こえた。
嘘をついていても仕方がないので、僕はスパゲッティーを顔の割れ目に入れて、
何とか便宜をはかろうとした。

赤い汗が 出る。

その時、やさしい声が聞こえてくる。

オレンジに放った草原の中


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プロフィール
HN:
山田うんこ
性別:
非公開
自己紹介:
1985年 ブルーハーツがインディーでシングルを出す。
1989年 バックトーザフューチャー2公開
200 6〜7年 ぼくが詩をはじめる
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