くだらないたわごとの数々(またはすばらしい作品の数々)
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まるで自分の頭が二つあるようだった。
三つ葉のクローバーのようにみっともなく二つの頭がとび出した。 歩く場所はアンバランスで、石だたみは曲線まじりで フェンスには釘がささっていて、高速ガード下の酸素が黒くなった。 僕の二つの住みかの、一つは常におびやかされ、 テレビを会社から奪われ、 配線工事は自分でやり、スパゲッティーのように狂い、 スパゲッティーが気味悪くて食えなくなった。 みっともない頭で気味の悪いスパゲッティーを食べていると、 首が二つに割れて、中から肉がとび出した。 スパゲッティーは固くこんがらがって、きみの悪い団子になり となりの草原を、思う存分 オレンジ色にころげ回った ふと気がついた。自分はどこにいるのだろうと。 ただ草原に、頭を二つに割れて立っていると、僕にも 、それだけで十分だという声が聞こえた。 嘘をついていても仕方がないので、僕はスパゲッティーを顔の割れ目に入れて、 何とか便宜をはかろうとした。 赤い汗が 出る。 その時、やさしい声が聞こえてくる。 オレンジに放った草原の中 PR |
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プロフィール
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山田うんこ
性別:
非公開
自己紹介:
1985年 ブルーハーツがインディーでシングルを出す。
1989年 バックトーザフューチャー2公開 200 6〜7年 ぼくが詩をはじめる
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