くだらないたわごとの数々(またはすばらしい作品の数々)
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目にゴミが入った
目にゴミが入ってからというもの、 目にゴミが入りっぱなしだ。 レンズの中に、四角や三角があって 自己主張をしている。 ゴミっていうのは、まくらみたいなもので、 毎日使っていると目がさめないようになる。 僕の人生は少しずつ輝きを失っていった。 便所のような窓の中に、ごみがいっぱいつまっていて 掃除のおばさんは、だらけて取ろうとしない。 僕の景色はまだらに見えるようになった。 ある時、取った方がいい気がした。 すっきりして新しい人生を送るのが、すてきだ。 僕は両目を、耳かきでほじくりだした。 ドロリと落ちた目玉のとなりで、三角や四角がガラガラと落ちていった。 僕はあまりの爽快さに、泣きそうになった だが、涙はでなかった。 それどころか、見えなかった。 何も。 新たな人生どころか、新たな目は生えてこなかった。 多分これからも生えないだろう。 僕は地べたに落ちた目を見ながら、しかしそれは見えない。 しかしそれは、まだまだ使えたんだと悲しく思った。 PR |
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プロフィール
HN:
山田うんこ
性別:
非公開
自己紹介:
1985年 ブルーハーツがインディーでシングルを出す。
1989年 バックトーザフューチャー2公開 200 6〜7年 ぼくが詩をはじめる
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